国際青少年連合についての日記

国際青少年連合について日本や海外の活動について紹介します。

国際青少年連合 ピースフェスティバル 大阪から福岡、広島へ

国際青少年連合 ピースフェスティバル 大阪から福岡、広島へ

国際青少年連合が主催した海外ボランティア・ピースフェスティバル に大阪から参加しました。2月27日福岡、2月28日広島と行きました。

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マインド教育の専門講師 パク・オクス顧問

大阪支部からは総勢40人くらいが参加しました。今回の海外ボランティア・ピースフェスティバルは初めて日本でも開催されました。以前は韓国の都市を巡回していました。

 

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韓国の釜山から船で福岡に向かう海外ボランティアの団員たちの胸には期待半分、心配半分といったところでしょうか。慣れない多国でのダンスや演劇の公演に不安もいっぱいあったと思います。

 

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しかし、海外ボランティア・ピースフェスティバルに出場する彼らはすでに海外ボランティアとして未知の国に行って1年もの間ボランティア生活を経験してきました。

 

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挑戦、変化、連合というIYFのモットーを胸に、果敢に挑戦している姿に感動を覚えます。負担を乗り越えることも海外ボランティア生活では何度も経験しています。

 

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アメリカ16代目大統領 リンカーンの物語を通してマインドを学ぶミュージカル

そのような彼らを導いたのが、マインド教育です。
豆腐のような弱い心から、レンガのような強い心に作り上げます。

 

国際青少年連合の支部は世界各国にあります。
日本にも10ヶ所の支部があります。

 西日本 福岡 広島 姫路 大阪 名古屋

東日本 静岡 東京 埼玉 千葉 山形

 

日本の各支部でもこれからは、国際青少年連合のピースフェスティバルが開催されるると思います。大いに期待できますね。

 

 

国際青少年連合「私を引いて行くあなたは誰か」Chapter 4 知恵 その6

 

 国際青少年連合IYFの設立者であるパク・オクス牧師の著書の紹介

 「私を引いて行くあなたは誰か」

ワールドカルチャーキャンプは9月12日(月)~15日(木)まで

東京代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催されます。

写真 グッドニュースコア ハン・ドンウ

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北朝鮮で生まれた父と私は、命がけで脱出することに成功しましたが、
自分で自分のことを決めなければならない韓国での生活は大変でした。


新しい突破口を求めてタンザニアに行きました。そこで私に自然に接し

てくれる彼らの姿を見て、長年、監視の体制の下で生活をしてきて誰に

も心を開けない自分に気づきました。


また、私のことを自分のことのように考えてくれる彼らを見て、心と心

が通じることを教えられました。


人との出会いがどれほど幸せなのかを教えてくれたアフリカで、私は本

当の自由を得ました。

タンザニアへグッドニュースコアに行って来たハン・ドンウ(中央左)


「私を引いて行くあなたは誰か」Chapter 4 知恵 その6

自分より優れた人に会い
失敗することも必要だ


前章で例えた金持ちの家の弟も、自分が頭がよく、やれば成功すると思

っていたために、遠い国に行って持っていた財産を湯水のように使って

しまいました。


その国に飢きんがあって食べ物にも困った時、自分の愚かさに気づきま

した。彼は自分の友達より優れた部分があると思い、お父さんに分け前

を求め、そのお金で事業をして成功する夢を抱き、遠い国に旅立ちまし

た。


人は失敗する前まで、自分より優れた人の存在を知る前までは、自分に

勝る者がいないと思うのです。


この世で将棋の腕が一番だと思った人も、自分より優れた人に会ったこ

とがなかったため、そのようにうにぼれていました。しかし、田舎の老

人と将棋を打ってから、彼の考えが粉々に崩れました。


私たちが人生の中で、自分より優れた人に会い、失敗することも必要で

す。この世で将棋が一番うまいと自負していた彼は、老人に勝ってその

ろばに乗りながら、どれほど高慢だったでしょうか。


ところが、再び老人と打ったときには負け、しかもわざと負けたと聞い

て、自分の本当の実力を知ることができました。


人は過ちを犯したり、失敗をしたりしながら、自分が何の取り柄もない

者であることを知れば、心が低くなり、物ごとを深く考えるようになり

、誠実になります。


そうでない人は、自分を高く評価し、人の言うことに耳を傾けられず、

自分の主張ばかりします。そういう人は
自分の感情をコントロールする力がなく、ゲームや賭博におぼれたとき

に、そこから出られません。


私が刑務所で会った囚人たちは、不慮の事故などで刑務所に入れられた

人もいますが、ほとんどの人が自分を信頼したため罪を犯した人たちで

した。


心が高くなり、自分を信じると、結局は問題に会い人生の失敗者になり

ます。聖書に「高ぶりは破滅に先立ち、心の高慢は倒れに先立つ」とい

う御言葉があります。


自分がすばらしいという一次的な考えだけをせず、自分がどんなに足り

ない者なのかを知り、謙遜な人に変われば、より良い人生を送ることが

できます。

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続きは Chapter 5 孤立 その1へ

 

国際青少年連合 IYF 2016 WORLD CULTURE CAMP in JAPAN

今年も国際青少年連合 IYFのワールドカルチャーキャンプが
やってきます。

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このIYF WORLD CULTURE CAMP は世界中の若者たちの実質的な
交流と連合の場となっています。

単に知識を積むだけではなく、様々なプログラムを通して
異なる文化を体験します。

新しい事にチャレンジして「自分」という殻を打ち破り
他の人の気持ちを受け入れることのできる心を学びます。


詳しくは国際青少年連合 IYFのホームページを訪ねてみて
下さい。詳しい日程やその他の概要が参照できます。


国際青少年連合 IYF ホームページはこちらから
http://www.iyf.jp/xe/iyf_home

 

ホームページを見るのが面倒な方に概要をお知らせします。
開催概要
期     間   2016年9月12日(月)~9月15日(木) 3泊4日
場     所   国立オリンピック記念青少年総合センター

募集対象    大学生を中心とした青少年

主なプログラム    著名人講演会、マインドレクチャー、世界文化公演、
         国際文化体験、アカデミー、スカベンジャハント等

参  加 費    ボランティア参加:5,000円、一般参加:10,000円、(宿泊費、食事代含む)
受付期間      2016年6月1日 ~ 9月3日

振込み期限  9月3日 ※3日に申し込んだ場合はその日のうちに振込みを完了させてください

応募方法   www.iyf.jpでオンライン受付

お問い合わせ 03-6380-2257 / info@iyf.jp
主      催   特定非営利活動法人 国際青少年連合 


プログラム内容

著名人講演
この時代を導く社会各分野の著名人の講演を通じ未来を見る目と次世代を導くリーダーとして備えるべき素質を学ぶ時間である。

 

マインドレクチャー
忙しい競争社会の中でないがしろにしていた自分の心の世界を覗いて人生の真の価値と幸せを考え、生きることの確かな目的を
見つけるきっかけを提供する。

 

世界文化公演
世界各国の多様な公演を通じ各国伝統文化の美しさを味わい文化の多様性を理解できる機会である。

 

カルチャー(国際文化体験)
楽しく様々な事に挑戦し、体験できるプログラムです。
アメリカ、南米、アフリカ、アジアなど色々な国の伝統衣装、異文化が体験できる。


観光及びアカデミー
東京都内の様々な地域の観光地及び名所を探訪する。
そして料理・ダンス・工芸など多様なアカデミーで日頃接することのない分野を学び共有する。

 

スカベンジャーハント
キャンプの期間中、学生たちは小グループに分けられます。
スカベンジャーハントを通して身体的・内面的なグループワークや個人・グループミーティングを通して
メンバーは団結することを学びます。

 

IYF JP 国際青少年連合「私を引いて行くあなたは誰か」Chapter 4 知恵 その6

IYF JP 国際青少年連合「私を引いて行くあなたは誰か」Chapter 4 知恵 その6

IYF JAPAN 国際青少年連合は9月22日(火)~25日(金)まで
東京代々木の国立オリンピック記念青少年総合センター
ワールドカルチャーキャンプを開催します。

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IYF 国際青少年連合の設立者であるパク・オクス氏の
著書の紹介「私を引いて行くあなたは誰か」

Chapter 4 知恵 その6


自分より優れた人に会い
失敗をすることも必要だ

前章で例えた金持ちの家の弟も、自分が頭が良く、やれば成功
すると思っていたために、遠い国に行って持っていた財産を
湯水のように使ってしまいました。

その国に飢きんがあって食べ物にも困った時、自分の愚かさに気づき
ました。彼は自分の友達より優れた部分があると思い、お父さんに
分け前を求め、そのお金で事業をして成功する夢を抱き、遠い国に
旅立ちました。

人は失敗をする前まで、自分より優れた人の存在を知る前までは、
自分に勝るものがいないと思うのです。


この世で将棋の腕が一番だと思った人も、自分より優れた人に会った
ことがなかったため、そのようにうぬぼれていました。しかし、田舎
の老人と将棋を打ってから、彼の考えが粉々に崩れました。

私たちが人生の中で、自分より優れた人に会い、失敗することも必要
です。この世で将棋が一番うまいと自負していた彼は、老人に勝って
ろばに乗りながら、どれほど高慢だったでしょうか。

ところが再び老人と打ったときには負け、しかもわざと負けたと聞いて
自分の本当の実力を知ることができました。

 

人は過ちを犯したり、失敗をしたりしながら、自分が何の取り柄もない
者であることを知れば、心が低くなり、物事を深く考えるようになり
誠実になります。

そうでない人は、自分を高く評価し、人の言うことに耳を傾けられず
自分の主張ばかりします。

そういう人は自分の感情をコントロールする力がなく、ゲームや賭博に
溺れたときに、そこから出られません。

私が刑務所で会った囚人たちは不慮の事故などで刑務所に入れられた人
もいますが、ほとんどの人が自分を信頼したため罪を犯した人たちでした。

心が高くなり、自分を信じると、結局は問題に会い人生の失敗者になり
ます。

聖書に「高ぶりは破滅に先立ち、心の高慢は倒れに先立つ」という御言葉
があります。自分がすばらしいという一次元的な考えだけをせず、自分が
どんなに足りない者なのかを知り、謙遜な人に変われば、より良い人生を
送ることができます。

 

Chapter 5  「孤立」 へ続く

国際青少年連合 著書「私を引いて行くあなたは誰か」Chapter 4 知恵 その5

国際青少年連合の設立者であるパク・オクス氏の

著書の紹介「私を引いて行くあなたは誰か」

国際青少年連合 IYF JAPAN9月22日(火)~25日(金)まで

東京代々木の国立オリンピック記念青少年総合センター

ワールドカルチャーキャンプを開催します。

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Chapter 4 知恵 その5

この世で一番の 
将棋名人の家

中国の話です。ある老人がろばに乗ってある町に入った時、
ある家の前に「この世で一番の将棋名人の家」と書かれていました。
それを見た老人が、その門をたたきました。

「ごめんください。」
「どなた様ですか?」
「この世で一番の将棋名人のお宅でしょうか?」
「そうですが。」
若い主人がドアを開けて出てきました。
「何か御用ですか?」
「わしはここから百里ほど離れている村から来たものじゃが、
この世で一番の将棋名人の家と書かれているのを見て、
将棋の相手をしていただきたいと思うてのう。」

すると、その主人が笑いました。
「この世で一番の名人と将棋ですか・・・。」
「だからこそ、ぜひ打たせていただきたい。」

田舎の老人と、この世で将棋が一番だと看板を掲げている若い
主人が将棋盤を置いて向かい合いました。その時老人が言いま
した。

「ただ打つのは面白くないので、何か賭けるのはどうじゃろうか。」
「それもいいですね。何を賭けましょうか?」
「負けたら15両、でいかがかな。」
「そうしましょう。」

ふたりは、将棋を始めました。この世で一番の将棋名人なので、
老人がどんどん攻められていきます。
「王手です。」
結局、老人が負けてしまいました。
「私が負けました。」
「それでは約束通りにお金をください。」

すると、老人が頭をかきながら困りだしました。
「どうしましたか?」
「申し訳ないんじゃが、お金が・・・。」
「えっ、お金もないのに賭けようと言ったんですか?」

若い主人が困っている顔をしていましたが、老人がこのように
提案しました。
「わしが乗ってきたろばを売ったら、50両くらいにはなる。
わしが負けたのじゃから、お金の代わりにろばを受け取ってはくれない
か。」
「それはいけません。遠くから来られたのに、どうやって帰るんですか。」
「それはそうじゃが、約束は約束だ。ろばを受け取ってくれないか。」

老人がかえって主人に頼みました。
「いくらなんでも・・。でも、そうおっしゃるなら、そうしましょう。」
老人は、ろばを若い主人に渡して帰りました。若い主人はろばを受け取り
とても喜びました。若い主人は、ろばの手綱や蔵を新しいものに変え、
体をきれいに洗い、気分がうきうきしました。


それから1週間後、その老人がまた訪ねて来ました。
「どうなさいましたか?」
「この前は約束したお金を払うことができずに、すまなかったのう。
今日はもう一度将棋を打ちに来た。」

「この前は、実力は拝見させていただきましたが、無理ではないで
しょうか。」
「それでも、ぜひもう一度打たせてくれないか。今日はお金も
こうやって用意してきた。」
「そうですか。」
「今度はわしが負けたら、このお金を置いていく。だが、わしが
もし勝ったらろばを帰してもらいたいんじゃが、構わぬか。」

主人は大喜びでした。前回はろばをもらったのに、今日は15両
を置きに来たのかと思うとうれしかったからです。

2人は将棋を始めました。ところが、下手だった老人の実力があがり
若い主人は額に汗がにじみました。老人は大声で言いました。
「それでは、王手。」

この世で一番の将棋の名人が、老人に負けてしまいました。
「私が負けです。」
「では、約束通りにろばを・・・。」
「どうぞ。」

若い主人がろばを引いて来ました。彼は、自分のものになったと
思い、手綱や鞍を新しくし、体もきれいに洗ったので、見ちがえる
ようでした。ろばは飼い主の顔を見て、とても喜びました。

「では、失礼します。」
「あの、ちょっとお待ちください。」
若いしゅじんが帰ろうとする老人を引き止めました。
「お聞きしたいことがあります。」

「何でしょうか?」
「1週間前、なぜ負けて、今日はどうして急に実力が伸びたんです
か?その理由をぜひ知りたいです。」
「そうか。わしがその理由を説明していなかったようじゃな。」


「実は以前話したように、用があってここまで来た。ところが
町の入り口の橋の前に、ろばを連れて町へ入れないと書いてあった。
それで、このろばをどうしたものかと考え、この家の看板を見て
わざとあなたに将棋をまけたのじゃ。しかし、今日は家に帰らねば
ならぬ。それであなたに勝ったのじゃ。」

若い主人は、老人の話を聞いてショックを受けました。自分が
世界で一番将棋がうまいと思っていたのに、その老人は負けたいとき
には負けることができ、勝ちたいときには勝つことができる実力が
あったからです。

彼は恥ずかしく思い、すぐにその看板を下ろしました。そのときから
謙遜になったそうです。


人は自分より優れた人に会うまでは、自分が一番だと思います。
門に看板はつけませんが、『私は頭がいい、他の人より優れて
いる。』という思いを誰もが少しずつ持っています。

 

続きは Chapter 4 知恵 その6へ

 

国際青少年連合IYF 著書「私を引いて行くあなたは誰か」Chapter 4 知恵 その4

国際青少年連合IYFの設立者であるパク・オクス氏の
著書の紹介「私を引いて行くあなたは誰か」

Chapter 4 知恵 その4

 

命を助けることに価値があると思って進学した医学部。しかし、
入学初日から強制的に飲まされるお酒と利己的な医大生の姿に
私の夢は破れてしまいました。

そして、ワールドキャンプで会った「デュデュ」との約束を
守るため、南アフリカ共和国海外ボランティアに行きましたが
そこで彼女が何か月前ににエイズで死んだという衝撃的な
ニュースを知らされました。

その後、私はその時その時を大事にし、現地の人たちの面倒を
みながら、彼らの痛みと喜びが私のものになる経験をしました。
私をこの世で一番幸せな医者にしてくれたアフリカ。今も
アフリカのことを思い出すと、思わず微笑んでしまいます。

南アフリカ共和国グッドニュースコア海外ボランティア
行って来たパク・ソヨン

 

井の中の蛙のように

生きている人ー続き

自分を信じる心から出てくる考えは、一次元の考えです。一次元的な考え
をする人は、フーリオのように麻薬中毒で悲惨な生活をしながらも、それが
間違っていることに気づきません。しかし、もう少し深く考えれば、
自分が間違っていることがわかります。

それを二次元的な考えと言います。二次元的な考えに到達すれば、
一次元的な考えは間違っていたと気づくでしょう。

心から湧きあがってくる一次元的な考えにだけ従ってはいけません。
一次元的な考えが浮かんだ時、『違う角度で考えてみよう。本当に
この考えが正しいかどうか。』ともう一度考えてみる必要があります。

考えることを面倒がる人は、反射的に生じる一次元的な考えの通り
行動します。一方考えることの喜びを知る人は、決して一次元的な考え
で終わることがありません。

二次元的に考えてみると、正しいと思っていた一次元的な考えが
間違っていたことがわかります。しかし、自分を信じる人たちは、何が
間違っているのかも知らず、自分の方式で生きて行きます。


自分がすならしいと思い、人を無視する人は、自分より優れている
人にまだ会ったことがないからそうなのです。自分が賢いと思う人も、
自分より賢い人に会ったことがないのです。

そういう人はまさに井の中の蛙のような人です。井戸の中にいる蛙は
井戸の中で見る世界がすべてだと思い、自分が一番大きいと思って
いますが、井戸から出て牛に会えば驚くはずです。

このように狭い世界で生きながら、自分がすばらしいと思い、自分の
考えが正しいと思う人は、大きな問題にぶつかったときは挫折してし
まいます。


続きは Chapter 4 知恵 その5へ