国際青少年連合についての日記

国際青少年連合について日本や海外の活動について紹介します。

国際青少年連合IYF 著書 「私を引いて行くあなたは誰か」

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国際青少年連合IYFの設立者であるパク・オクス氏が今回
東京に来られて、日本の学生たちのためにマインドレクチャーを
してくださいます。

国際青少年連合IYFの詳細はこちらまでー>IYF JAPAN 

 

このマインドレクチャーは
2015WORLD CULTURE CAMP in JAPAN
の中心ともいえる講演です。

そのパク・オクス氏が書かれた本が
「私を引いて行くあなたは誰か」です。 

 


「私を引いて行くあなたは誰か」

心の世界を習ったこともなく
教えてくれるところもなくて
思い悩んでいる
世界中の学生へ

ーはじめにー

多くの若者が、自分自身を忘れて生きています。それで、自分では
ない他の力によって生きています。「あぁ、僕はゲームのやり過ぎだ。もうやめなくては!」「私は酒の飲み過ぎだ。これではだめだ。」
「大学卒業できるだろうか?このままではだめだ!」などと言いますが、
そこから抜け出せずに毎日覚悟をするだけです。自分が願わぬ方向へ行ってい

ることに気づいても、自分の力ではそこから抜け出せないのです。
「お母さん、お願いだからそんなふうに言わないで。私だってこうしたくてやってるわけじゃないんだから。私もこんな生活は嫌だよ。思いどおりにならない自分が嫌で死にたいくらいなんだから、お母さんそんなふうに言わないで!」
このように叫ぶ子がたくさんいます。一度、間違ったところにはまってしまうと、抜け出せずにただ引かれるままに・・・。自分も、親も、先生も、その尾を切って引き出すことができません。なぜなら、心の世界をはっきり知らないためです。あるお母さんが自分の息子が学校で教師に暴力をふるったと言いました。

 

「先生をなぐったのですか?でもそれはあなたの息子さんがしたのではありません。」
「いいえ。間違いなくうちの息子が先生をなぐりました。」
「お母さん、それは息子さんがしたのではありません。」
その生徒はそんなことをしたくはありませんでしたが、生徒の心の中のある力が彼をそのようにさせたことを、そのお母さんに説明してあげました。人は生まれて死ぬまで多くのことを学びます。スプーンの使い方から始まって言葉も字も習います。学校に行くとコンピューター、ピアノ、数学、外国語など膨大な知識や技術を習い、経験を積みます。ところが生活の中で最も重要で必要な心の世界については、習ったこともなく教えてくれる場所もありません。心の世界について漠然としているため、不幸になってはいけない学生が不幸になり、悲しんではいけない若者が悲しんで過ごしています。私は聖書の中で人の心が流れる道、すなわち心の世界を見つけました。そこで国際青少年連合を設立し、この団体を通して、多くの若者たちに心の世界について教えました。すると、ゲーム中毒から、つらい過去から、自閉症から抜け出して、今では明るい人生を歩んでいます。心が健康になった若者たちを見ていると、とても幸せです。若者が暗闇から抜け出す道がこの本によって開かれることを願っています。

2011年6月
著者 パク・オクス
   朴 玉洙