国際青少年連合についての日記

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国際青少年連合IYF 著書 「私を引いて行くあなたは誰か」 Chapter 3 自制心 その2

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国際青少年連合IYFの設立者であるパク・オクス氏の
著書の紹介「私を引いて行くあなたは誰か」

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Chapter 3 自制心 その2


人間の心のエンジンとブレーキは
欲求と自制心

人間の心の世界も車と同じ。
おいしいものを食べたい。
金で苦労した人は、金を稼ぎたい。
有名な野球選手、アナウンサー、などなど。
私たちの体と心に欲求があり、それが私たちを動かす。


若者は好奇心が多く、やりたいことがたくさんある。
若者が何の欲求もなく無気力に生きているなら問題です。
若者はやりたいこと、なりたいことに向けて一生懸命に努力する。

ところが走り続ける方向がゲームや間違った方向に向かったとき
そういう欲求を止めるブレーキがなくてはいけない。


能力や時間や状況が満たされていないのに
心の欲求を抑える力がなければ、その人は不幸になります。


『こういう部分は我慢しなければならない。この部分はもっとがんばらない

と』考えれば計画を立てることができます。


しかし、何も考えずに欲求だけを追いかけた人は、散々な目に会う。


どんな人が
麻薬におぼれてしまうのか

アメリカ 麻薬に接する機会が多い

麻薬中毒になる学生はどんな学生か?
 自分のことを信じすぎる人

『一度やっても大丈夫。いつでもやめられる』と自分を信頼。
しかし、1回やるともう一度やりたい気持ち前よりが大きくなる。

『2回やっても、やめられる。』と麻薬をする。
『3回ぐらいなら・・・』

そして、4回、5回・・・。もうやめられなくなる。


自分を信じる人は、全てのことに対して慎重にならずに軽い気持ちで決断し

ます。また、問題が生じても『自分で解決できる。』と思います。刑務所に

入ったり麻薬中毒になったりする人のほとんどは、そういう考えを持った人

です。


どちらもうぬぼれが強かったため  
離婚せざるを得なかった夫婦

ある若い婦人の相談
性格の不一致なので離婚したい。

クーラーの温度は調整できる
調整できるから、捨てたりしない。

テレビの音量も調整できる。
調整できなければ、修理するか捨てる。

人間はクーラーやテレビなどの機会よりも
はるかに優れた機械です。

人間の体の中には、温度調整の機能があって
いつも37度を保っています。

人間にはいろんな調整できる機能があります。
『心の調整機能を知らないだけ』

私はそのご主人に会いました。能力のある奥さん以上にご主人も本当に頭も

よくてきちんとしていて、社会的にも有名な方でした。奥さんと再婚するよ

うに言いました。夫も離婚して寂しく過ごしていたらしく、再婚の話をした

らうれしそうでした。子どもたちが一番喜び、両親の親も喜びました。離婚

してから人知れず苦しんできた二人が、今はとても幸せに暮らしています。

夫の証し
心が合わなくて離婚したのでなく、私はうぬぼれ屋で、妻は私の5倍もうぬぼ

れ屋で、自分の主張ばかりをしていました。


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